実物はこんな物です
右の黒いのが摘出した胆嚢に入っていた石で、左側の容器の下の方にある薄茶色のものが尿道に詰まっていた石
容器の大きさは、口径5mmくらいで長さが3cmほどです
小さなものですが、体重2.5kg足らずのこーちゃんの体の大きさから考えると結構な大きさですね
胆嚢の結石は犬の場合人間と違ってコレステロール結石ではなく、多くがビリルビンとカルシウムを主体とする胆汁色素系胆石なのだそうです
尿道の結石は恐らくシュウ酸カルシウムだろうという事です
手術後、イーストウッド先生から術中の画像を見ながら手術の説明をしていただきました
とにかく超細かい作業ですね〜
胆嚢は肝臓の下にくっついた形になっているんですが、お腹の奥の方なので尿道なんて本当に細い所を切開して石を摘出してまた縫合して・・・ミクロの世界です
尿道結石を先に手術したのは、全身麻酔の管理の為に心肺モニターだけではなく尿量のモニターが必要だからだそうです
尿道を確保してから、開腹をして胆嚢摘出となりました
胆嚢は、肝臓から出された胆汁を十二指腸に送り出す前に一時溜めておいて濃度を調節したりする器官なので、摘出してしまってもそれ自体が命に関わる事はありません
ただ、手術の際に胆汁がこぼれたり逆流する事があるそうで、回りの組織である肝臓や膵臓、十二指腸に炎症が起きたりする事があります
感染症や腹膜炎で危険な状態になってしまう事もあるので、手術が終わっても慎重に経過を見る必要が有るそうです
そんな訳で、こーちゃんにはまだ頑張って乗り越えてもらわなければならないハードルがいくつも有る状態です
飼い主は毎日電話が鳴る度に「急変
一応入院期間は5日程度と言われていますが
こーちゃん、飼い主がついているから一歩ずつゆっくり歩いて行こうね
ウチの子は大丈夫?
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