2017年09月22日

フォーラム:眼科セミナー

先日、台風が日本列島を縦断する中台風


どうぶつとの暮らしを考えるフォーラム」に行ってきました手(グー)


会場のホテルニューオータニは、悪天候にも関わらず雨

全国から集まった沢山の獣医師、看護師、獣医学生で賑わっていましたハートたち(複数ハート)


一般の飼い主の参加者も年々増えてきている気がしますグッド(上向き矢印)

ペットの健康に積極的に関わろうと思う飼い主さんが増えているのかも病院


今回私は、4本の講義を聴いて、ポスターセッションの研究発表を見て

企業ブースを端から端まで見て回りました目


朝9時前から夕方5時まで広い会場をあっちに行ったりこっちに来たりダッシュ(走り出すさま)


4323.jpg

フォーラムのパンフレットと、企業ブースを回ってもらった粗品など

疲れたけど、興味深い話を聞けて勉強になりましたひらめき



今回聞いたお話の中から、少しだけ内容をご紹介したいと思います犬(笑)



あなたを見つめるかわいい瞳をもっと詳しく知りましょう!  眼科疾患あれこれ


静岡に有るパル動物病院の小野先生のセミナーです演劇

眼科の専門医として日々ペットの眼の疾患と向き合っておられるということですが



来院される患者さんの訴えで多いのはこんな症状
下

 涙が多い
 目やにが多い
 目が白い・赤い
 目が痛い(ショボショボしている)
 目が見えない



かわいい例えば、目やにが急に増えたりする時

特に黄色っぽい膿みたいな目やにが出る時と言うのは
結膜炎などの炎症が起きている事が多いそうです


かわいい涙が多くて、いつも目の回りが濡れていたりする時

以前は良く「この子は鼻涙管が細いから」と言われました
いわゆる「鼻涙管狭窄」とか言われるもので
涙腺から出て来た涙の排出口が狭いとか詰まっているからだと言われて
鼻涙管に細い管を入れて洗浄したり、場合によっては麻酔をかけて手術したり
というケースも聞いた事があるのですが・・・

小野先生のお話では、涙が多いと来院した子の内で
実際に鼻涙管狭窄が有ったのは、ほんのわずかだけなのだそうです
(数千件の内で数例のみ)

涙が溢れる原因の殆どは、目頭の部分がわずかに眼の内側に入っていて
毛などの眼球への刺激で涙が出てしまうからだという事です
目頭の毛を眼に触らない様にカットしたりする事で好転するケースが多く
鼻涙管の処置は余り役に立たないとか

これはちょっと目から鱗でしたね〜
確かに、鼻涙管の洗浄をしてもまたすぐに目の回りがビショビショになると
聞いた事があるんですよ
目の回りの皮膚の問題だったとはexclamation&question

眼瞼の内反がひどい場合は、外科的な処置が必要になる事もあるそうです


かわいい目が白い・濁っている

この場合、「濁っているのはどの部分か」を見極める事がまず大事で
濁りが目の表面ならば、角膜の異常だし
前房という部分なら、目の中野水が溜まっている辺りの異常
水晶体なら、目の中のレンズの異常ということになります


かわいい目が痛い

犬が目をショボショボさせている時は、痛みが有る時ですが
痛みの原因は様々で
 眼瞼疾患・涙液疾患・角膜疾患・ぶどう膜疾患・緑内障
などが考えられます


かわいい眼が見えない

目が見えなくなる原因も、眼球の疾患の場合も有れば
脳神経の病気が原因の場合
(シオンの様な脳炎の子では失明するケースも多い様です)
また、腫瘍や高血圧、腎臓や心疾患などの全身疾患が原因の場合もあります


この様に、目に現れる症状の原因は様々なので

眼科専門医は検査によって「どこに原因があるのか」を調べて

それが眼科領域で有れば治療に進むことになります

眼科の検査で行われるのは

 眼圧測定
 スリットランプ
 涙量のチェック
 角膜の染色検査
 エコー

等があり、必要に応じて全身状態の検査も参考にしながら診断していきます注射


「ちょっと目が変」の陰に大きな病気が隠れている場合も有るので

飼い主の日々の観察は大事ですね犬(足)




長くなりましたので、「白内障と緑内障」については

次の記事で書かせていだだきます右




ニックネーム 雨 at 11:00| Comment(0) | わんこの健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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